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皆様へのご挨拶
一般社団法人日本陸送協会は、昭和40年(1965年)に設立され、会員企業各社のご協力のもと、協会の基本方針として『経営の安定化』『業界の地位向上』を掲げて、様々な活動を推進し、日本の自動車産業の発展に寄与して参りました。陸送事業者の最優先の取り組みは、安全活動の徹底と安全意識の浸透により、交通事故や労働災害の発生を未然に防ぐことで、地域社会の皆様に「安全と安心」をお届けすることであります。
我が国の少子高齢化に伴う労働力不足が顕在化して久しいですが、それに加えて、法改正によるトラックドライバーの労働時間の削減は、物流の安定性を揺るがしかねないことから、「物流2024年問題」へ発展しました。この中で、物流に携わる全ての事業者、および物流サービスを享受する側の双方に対して、長年、当たり前のように行われてきた「商慣行」の見直しをお願いする環境整備が整ったことは、トラックドライバーの「働き方改革」を前進させるものとして期待しており、陸送事業者に係る課題解決に向けた取り組みを推進して参ります。

近年、クルマに求められる機能は、電動化、自動化、知能化へと進み、それに伴い、クルマの買い方や使い方も変わってきています。日本陸送協会は、本部と地方支部が一致団結して陸送事業者における経営課題の把握と解決に努め、行政や関係諸団体との連携により物流事業環境の改善を進めると同時に、社会の発展に貢献して参ります。